セイヨウサンザシ　効果

セイヨウサンザシと呼ばれるものは、ヨーロッパ、そして北アフリカからインドが原産となっているバラ科の植物として知られています。そしてヨーロッパでは心臓血管系の疾患に対して植物性の治療薬の筆頭とされているのです。

特にこのセイヨウサンザシは、研究が進んできており、心臓や循環器系に効果があるものという事も明らかになってきました。作用は穏やかになっており、持続性があるのが特徴になっています。このセイヨウサンザシは、冠状動脈を拡張して血流を増大する事によって、心臓の酸素不足を防いでくれ、間接的に心筋の働きを助ける事ができるようになっています。

このセイヨウサンザシにはフラボノイドや、オリゴプロシアニジン、そしてトリテルペノイドなどが含まれていて、こうした成分が、セイヨウサンザシを心臓の筋肉を丈夫にしてくれる作用や、血流を良くする事によって血圧を下げる降下など、循環器系機能を改善して、消化吸収を助けてくれる作用もあるというものにしてくれているものです。

セイヨウサンザシは、治療目的での使用が承認されているものの一つです。特にヨーロッパでは心臓に対して良いハーブとされており、心筋衰弱などにも用いられるものとなっています。